======Windows環境======
===== コンパイル環境構築(MinGW+msys) =====
Windows環境でCコンパイラgccを利用する主な方法として、MinGWとCygwinがあります。
YP-SpurはMinGW環境で利用できることを確認しています。
以下のページ中の[http://www.mingw.org/wiki/Getting_Started Getting_Started]を参考に、MinGW+msys環境をセットアップしてください。
http://www.mingw.org/wiki/MSYS
===== pkg-configのインストール =====
pkg-configをインストールしておくと、YP-Spur起動時にパラメータファイルのフルパスを指定する必要がなくなります。
以下のページから[http://www.gtk.org/download/ Download]、Windowsと辿り、pkg-configを探してください。
http://www.gtk.org/
ダウンロードしたファイルを展開しbinディレクトリを、msysをインストールしたディレクトリにコピーすればインストールが完了します。
===== YP-Spurのインストール =====
-ダウンロードしたYP-Spurのパッケージを、msysをインストールしたディレクトリにある、'''home/ユーザー名'''のディレクトリに展開します。
-Windowsのスタートメニューから'''MinGW Shell'''を実行します。
-以下のコマンドを実行してください。
$ cd '''1.で展開したYP-Spurのディレクトリ'''
$ ./configure --prefix=/usr
$ make
$ make install
===== ロボットパラメータのインストール =====
- ダウンロードしたyp-robot-paramsのパッケージを、msysをインストールしたディレクトリにある、'''home/ユーザー名'''のディレクトリに展開します。
- Windowsのスタートメニューから'''MinGW Shell'''を起動します。
- 以下のコマンドを実行してください。
$ cd '''1.で展開したyp-robot-paramsのディレクトリ'''
$ ./configure --prefix=/usr
$ make install
===== USBシリアル変換のドライバインストール =====
[http://www.ftdichip.com/ FTDIのサイト]から、
[http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm VCPドライバのダウンロードページ]を探して、
使用しているWindowsのバージョンにあったドライバをインストールしてください。
===== 動作テスト =====
==== COMポート番号のチェック ====
ロボットの電源を入れてから、'''コントロールパネル'''の'''デバイスマネージャ'''を開きます。
'''ポート(COMとLPT)'''を開き、接続したロボットのCOM番号をチェックします。
==== サンプルプログラム実行 ====
以下の操作をすると、ロボットが動き出しますので、ロボットを広い床に置いてください。
Windowsのスタートメニューから'''MinGW Shell'''を'''2回'''起動します。
1つめのMinGW Shellで以下のコマンドを実行してください。
$ ypspur-coordinator -p '''ロボットのパラメータファイル名(例:beego.param)'''
2つめのMinGW Shellで以下のコマンドを実行してください。
$ cd '''[[#YP-Spurのインストール]]の項で展開したYP-Spurのディレクトリ'''/samples
$ ./run-test