ssm:tips

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index:ssm:tips [2014/07/22 09:52] rppssm:tips [2014/10/30 22:09] rpp
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-======tips====== 
- 
-===  大きな容量(画像など)のデータを登録したい  === 
-画像等のデータは毎秒24MByte等、非常におおきな記憶容量を必要とします。\\ 
-SSMでは共有メモリにデータを蓄積するため、\\ 
-記録できる容量は共有メモリサイズに依存します。\\ 
-設定されている共有メモリの大きさは下記 
- /proc/sys/kernel/shmmax 
-で参照できます。\\ 
-また、一時的にサイズを変更する際は、 
- # echo <サイズ> > /proc/sys/kernel/shmmax 
- 
-ずっと変更する際は、&color(#ff0000){/etc/sysctl.conf}; 
- kernel.shmmax = <サイズ> 
-その後、 
- #/sbin/sysctl -p 
-をやると良いらしいです。(画像を扱うならサイズ=134217728くらい)\\ 
-参考URL\\ 
-http://search.luky.org/linux-users.a/msg06387.html 
- 
-=== SSMプロパティーに大きなデータ(8k以上とか)を登録したい  === 
-SSMプロパティーはメッセージを使ってやりとりします。\\ 
-その為プロパティーの最大値は 
- /proc/sys/kernel/msgmax 
- /proc/sys/kernel/msgmnb 
-に定義されています。<br /> 
-また、一時的にサイズを変更する際は、 
- # echo <サイズ> > /proc/sys/kernel/msgmax 
- # echo <2倍サイズ> > /proc/sys/kernel/msgmnb 
- 
-ずっと変更する際は、&color(#ff0000){/etc/sysctl.conf}; 
- kernel.msgmax=32768 
- kernel.msgmnb=65536 
-その後、 
- #/sbin/sysctl -p 
-をやると良いらしいです。\\ 
-参考URL\\ 
-http://zpache.seesaa.net/article/52092947.html 
- 
-これだけでは足りないので、ついでに&color(#ff0000){/etc/security/limits.conf};も編集します \\ 
-適当な位置に以下を書き加えてください 
- @ymbc - msgqueue 8192000 
-その後再ログインします 
- 
-===  SSMの連続で動かすことのできる最大時間  === 
-SSMはリングバッファの管理にtid(int型の値)を使っており、これがカウントアップされることでデータが更新したかどうかを判断している。 
- 
-C言語でint型の最大値は2147483647であり、これがデータの上限となる。\\ 
-これを超えたときの動作は未定(たぶんデータの読み書きができなくなる)である。 
- 
-目安として、YP-Spurの様に5msec周期で動作させたとき、周波数は200Hzなので、 
- 2147483647 / 200 / 3600 / 24 = 124.275674 
-なので、124日は連続で使用することができる。 
  
  • ssm/tips.txt
  • 最終更新: 2023/03/29 06:16
  • by 127.0.0.1