差分
この文書の現在のバージョンと選択したバージョンの差分を表示します。
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yp-spur:how-to-install [2014/08/27 21:05] rpp |
yp-spur:how-to-install [2015/02/24 17:31] (現在) rpp [YP-Spurのパラメータファイルのインストール] |
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ライン 1: | ライン 1: | ||
======インストール手順======= | ======インストール手順======= | ||
- | 【重要】ssmもインストールする場合はyp-spurよりも先にssmのインストールをして下さい。(font:赤字, 大きく) | + | |
+ | <color red>【重要】ssmもインストールする場合はyp-spurよりも先にssmのインストールをして下さい。</color> | ||
===== Linuxカーネルバージョンの確認 ===== | ===== Linuxカーネルバージョンの確認 ===== | ||
+ | |||
Linuxカーネル2.6.31-14周辺、3.0.0-13周辺ではFTDIのドライバがただしく動作しないため、B-LocoボードとPC間の通信ができない(エラー等は表示されない)。 | Linuxカーネル2.6.31-14周辺、3.0.0-13周辺ではFTDIのドライバがただしく動作しないため、B-LocoボードとPC間の通信ができない(エラー等は表示されない)。 | ||
ライン 8: | ライン 11: | ||
unameコマンドで表示される数字が、2.6.31-14、3.0.0-13から15でないことを確認する。該当する場合は、アップデートなどで、バージョンを変更する。 | unameコマンドで表示される数字が、2.6.31-14、3.0.0-13から15でないことを確認する。該当する場合は、アップデートなどで、バージョンを変更する。 | ||
- | |||
===== YP-Spurのインストール ===== | ===== YP-Spurのインストール ===== | ||
+ | |||
※SSMが入ってる場合は、最新のSSMバージョンでないとコンパイルできない可能性があります。 | ※SSMが入ってる場合は、最新のSSMバージョンでないとコンパイルできない可能性があります。 | ||
+ | ※研究室内部の人は、<color red>robokenブランチ(研究室内部用ブランチ)</color>でインストールしてください。 | ||
+ | <code> | ||
+ | (yp-spurをクローンする) | ||
+ | $ git clone http://www.roboken.iit.tsukuba.ac.jp/platform/repos/yp-spur.git | ||
+ | $ cd yp-spur/ | ||
+ | (robokenブランチに移動する) | ||
+ | $ git branch roboken origin/roboken | ||
+ | $ git checkout roboken | ||
+ | (インストール) | ||
+ | $ ./configure | ||
+ | $ make | ||
+ | $ sudo make install | ||
+ | </code> | ||
- | $ cd ~/researches/programs/platform/ | ||
- | $ git clone http://www.roboken.esys.tsukuba.ac.jp/platform/repos/yp-spur.git | ||
- | $ cd yp-spur/ | ||
- | $ ./configure | ||
- | $ make | ||
- | $ sudo make install | ||
- | |||
===== YP-Spurのパラメータファイルのインストール ===== | ===== YP-Spurのパラメータファイルのインストール ===== | ||
- | $ cd ~/researches/programs/platform/ | + | 研究室内部で用いているロボットのパラメータファイルは下記のようにインストールできます |
- | $ git clone http://www.roboken.esys.tsukuba.ac.jp/platform/repos/yp-robot-params.git | + | |
+ | $ git clone http://www.roboken.iit.tsukuba.ac.jp/platform/repos/yp-robot-params.git | ||
$ cd yp-robot-params/ | $ cd yp-robot-params/ | ||
$ ./configure | $ ./configure | ||
$ sudo make install | $ sudo make install | ||
+ | |||
===== pkg-config ===== | ===== pkg-config ===== | ||
+ | |||
-pでフルパスではないパラメータ指定をするには、pkg-confをインストールする必要があります。 | -pでフルパスではないパラメータ指定をするには、pkg-confをインストールする必要があります。 | ||
$ sudo apt-get install pkg-config | $ sudo apt-get install pkg-config | ||
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- | YP-Spurはパラメータファイルをカレントディレクトリに見つからないとき、/usr/local/share/robot-params/を自動的に読みにいく。\\ | + | YP-Spurはパラメータファイルをカレントディレクトリに見つからないとき、/usr/local/share/robot-params/を自動的に読みにいく。 |
- | 実はこの自動的に読みにいく場所は変更することができる。\\ | + | |
+ | 実はこの自動的に読みにいく場所は変更することができる。 | ||
/usr/local/lib/pkgconfig/yp-robot-params.pc | /usr/local/lib/pkgconfig/yp-robot-params.pc | ||
- | のYP_PARAMS_DIRを書き換えればその場所を見に行く。\\ | + | |
+ | のYP_PARAMS_DIRを書き換えればその場所を見に行く。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | ===== make時にAutomakeのバージョン関係のエラーが出る場合 ===== | ||
+ | |||
+ | autoconfのバージョン関係のエラーが出る場合は、 | ||
+ | <code> | ||
+ | $ autoreconf -i -f | ||
+ | </code> | ||
+ | を行ってから | ||
+ | <code> | ||
+ | $ ./configure | ||
+ | </code> | ||
+ | を行うと改善される場合がある。詳細は[[tips:how-to-autotools]]を参照。 | ||