yp-spur:tips:past-issue

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index:yp-spur:tips:past-issue [2014/08/27 11:45] – 作成 rppyp-spur:tips:past-issue [2023/03/29 06:16] (現在) – 外部編集 127.0.0.1
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-aaa+======過去に発生した問題====== 
 + 
 +==== ロボットが動いている途中で止まる  ==== 
 +=== ハードウェア ==== 
 +B-LocoボードとUSB接続してると、段差などにぶつかったときに接続が切れる。 
 + 
 +原因はFTDIチップのリセットと思われるので、接続が消れることが頻繁にあるなら電源周りのケーブルなどの断線・接触不良を疑いましょう。USB-シリアル変換ケーブルを使うととりあえずこの問題は解決できるかもしれません。 
 + 
 +=== FTDIチップドライバのバグ === 
 +Linuxカーネルのバージョンによっては、FTDIチップのドライバにバグがあり、通信ができなくなります。今までに確認している、バグのあるカーネルのバージョンは以下の通り。 
 +  *2.6.31-14周辺 
 +  *3.0.0-13以降 
 + 
 +==== USBとの通信周期がおかしくなる  ==== 
 +YP-Spurは基本的には、マイコンと5ms周期で通信しているつもりです。 
 + 
 +Linuxカーネル2.6.27周辺(Ubuntu8.10標準のカーネル)でFTDIチップを通して直接USBで通信を行うと、PC上のドライバで通信がまとめられて15msくらいになることがあるようです。FTDIのチップを使用していないUSB-シリアル変換ケーブルを用いると5ms周期で通信が行えます。Linuxカーネル2.6.31ごろ(Ubuntu9.10標準のカーネル)には、この問題は解決され、どちらで動かしても5ms周期で通信してくれるようです。 
 + 
 +なお、オドメトリ計算などは、通信がまとめられても正しくなるようにしています。 
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  • 最終更新: 2023/03/29 06:15
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