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yp-spur:tips:windows-env [2014/08/29 00:33] rpp |
yp-spur:tips:windows-env [2014/10/31 07:16] (現在) rpp [COMポート番号のチェック] |
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ライン 2: | ライン 2: | ||
===== コンパイル環境構築(MinGW+msys) ===== | ===== コンパイル環境構築(MinGW+msys) ===== | ||
- | Windows環境でCコンパイラgccを利用する主な方法として、MinGWとCygwinがあります。YP-SpurはMinGW環境で利用できることを確認しています。 | + | Windows環境でCコンパイラgccを利用する主な方法として、MinGWとCygwinがあります。 |
+ | |||
+ | YP-SpurはMinGW環境で利用できることを確認しています。 | ||
以下のページ中の[http://www.mingw.org/wiki/Getting_Started Getting_Started]を参考に、MinGW+msys環境をセットアップしてください。 | 以下のページ中の[http://www.mingw.org/wiki/Getting_Started Getting_Started]を参考に、MinGW+msys環境をセットアップしてください。 | ||
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http://www.mingw.org/wiki/MSYS | http://www.mingw.org/wiki/MSYS | ||
ライン 11: | ライン 14: | ||
以下のページから[http://www.gtk.org/download/ Download]、Windowsと辿り、pkg-configを探してください。 | 以下のページから[http://www.gtk.org/download/ Download]、Windowsと辿り、pkg-configを探してください。 | ||
+ | |||
http://www.gtk.org/ | http://www.gtk.org/ | ||
+ | |||
ダウンロードしたファイルを展開しbinディレクトリを、msysをインストールしたディレクトリにコピーすればインストールが完了します。 | ダウンロードしたファイルを展開しbinディレクトリを、msysをインストールしたディレクトリにコピーすればインストールが完了します。 | ||
===== YP-Spurのインストール ===== | ===== YP-Spurのインストール ===== | ||
- | # ダウンロードしたYP-Spurのパッケージを、msysをインストールしたディレクトリにある、'''home/ユーザー名'''のディレクトリに展開します。 | + | -ダウンロードしたYP-Spurのパッケージを、msysをインストールしたディレクトリにある、'''home/ユーザー名'''のディレクトリに展開します。 |
- | # Windowsのスタートメニューから'''MinGW Shell'''を実行します。 | + | -Windowsのスタートメニューから'''MinGW Shell'''を実行します。 |
- | # 以下のコマンドを実行してください。 | + | -以下のコマンドを実行してください。 |
+ | <code> | ||
$ cd '''1.で展開したYP-Spurのディレクトリ''' | $ cd '''1.で展開したYP-Spurのディレクトリ''' | ||
$ ./configure --prefix=/usr | $ ./configure --prefix=/usr | ||
$ make | $ make | ||
$ make install | $ make install | ||
+ | </code> | ||
===== ロボットパラメータのインストール ===== | ===== ロボットパラメータのインストール ===== | ||
- | # ダウンロードしたyp-robot-paramsのパッケージを、msysをインストールしたディレクトリにある、'''home/ユーザー名'''のディレクトリに展開します。 | + | - ダウンロードしたyp-robot-paramsのパッケージを、msysをインストールしたディレクトリにある、'''home/ユーザー名'''のディレクトリに展開します。 |
- | # Windowsのスタートメニューから'''MinGW Shell'''を起動します。 | + | - Windowsのスタートメニューから'''MinGW Shell'''を起動します。 |
- | # 以下のコマンドを実行してください。 | + | - 以下のコマンドを実行してください。 |
+ | <code> | ||
$ cd '''1.で展開したyp-robot-paramsのディレクトリ''' | $ cd '''1.で展開したyp-robot-paramsのディレクトリ''' | ||
$ ./configure --prefix=/usr | $ ./configure --prefix=/usr | ||
$ make install | $ make install | ||
+ | </code> | ||
===== USBシリアル変換のドライバインストール ===== | ===== USBシリアル変換のドライバインストール ===== | ||
- | [http://www.ftdichip.com/ FTDIのサイト]から、[http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm VCPドライバのダウンロードページ]を探して、使用しているWindowsのバージョンにあったドライバをインストールしてください。 | + | [http://www.ftdichip.com/ FTDIのサイト]から、 |
+ | |||
+ | [http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm VCPドライバのダウンロードページ]を探して、 | ||
+ | |||
+ | 使用しているWindowsのバージョンにあったドライバをインストールしてください。 | ||
ライン 38: | ライン 49: | ||
==== COMポート番号のチェック ==== | ==== COMポート番号のチェック ==== | ||
ロボットの電源を入れてから、'''コントロールパネル'''の'''デバイスマネージャ'''を開きます。 | ロボットの電源を入れてから、'''コントロールパネル'''の'''デバイスマネージャ'''を開きます。 | ||
+ | |||
'''ポート(COMとLPT)'''を開き、接続したロボットのCOM番号をチェックします。 | '''ポート(COMとLPT)'''を開き、接続したロボットのCOM番号をチェックします。 | ||
ライン 44: | ライン 56: | ||
Windowsのスタートメニューから'''MinGW Shell'''を'''2回'''起動します。 | Windowsのスタートメニューから'''MinGW Shell'''を'''2回'''起動します。 | ||
- | 、1つめのMinGW Shellで以下のコマンドを実行してください。 | + | |
- | $ ypspur-coordinator -p '''ロボットのパラメータファイル名(例:beego.param)''' | + | 1つめのMinGW Shellで以下のコマンドを実行してください。 |
+ | |||
+ | $ ypspur-coordinator -p '''ロボットのパラメータファイル名(例:beego.param)''' | ||
2つめのMinGW Shellで以下のコマンドを実行してください。 | 2つめのMinGW Shellで以下のコマンドを実行してください。 | ||
- | $ cd '''[[#YP-Spurのインストール]]の項で展開したYP-Spurのディレクトリ'''/samples | + | $ cd '''[[#YP-Spurのインストール]]の項で展開したYP-Spurのディレクトリ'''/samples |
- | $ ./run-test | + | $ ./run-test |